大塚内科医院
 
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2018/11/07
認知症との付き合い方

 外来で、ご家族がお父様の認知症を心配されて受診されていらしたとき、かなり症状が進んでいらっしゃる方ではなく、軽度の症状のある方はご自分の症状を認めたくないので、「そんなことするもんか!」とご家族の話を制しながらご機嫌を悪くされるか、しょんぼりとうなだれてどんな話をされているのか聞き耳を立てていらっしゃる方がいます。

 ご自分の症状をご家族が説明している時に見せるまだ症状の軽い方のあのしょんぼりとした表情がなんとも切なくて、「大丈夫です。なんとか症状を押さえて、進行を食い止めるようお互いに努力しましょうね。家にこもっていてはダメてすよ。外に出て、たくさんの方と話したりして、常に頭を刺激するように生活しましょうね。」というような言葉をかけます。

 当院は先代からの方もまだ何人かおみえになっているのですが、90歳を越えてもしっかりされている方もいらっしゃるし、70代後半からかなり認知症状が進んでいる方もいらっしゃるし、誰もがいずれ通る可能性のある疾患なのに、神様はいったい何を考えてこの病気を人々に割り振っていらっしゃるのか…。

 私の祖母とそしてまだ健在な母も認知症なので、私も神様からの割り振りを早めにいただく気がしますが、その時にばれないように、普段から一生懸命ギャグでボケをかましております。(^^;

 しかし認知症という病気、肉体を保つ医療の進化と、聖域とされる脳の健康を保つ医療の進化とのアンバランスの産物なのでしょうか、今や誰にでも起こりうる疾患として社会がそれを受け入れる体制が急務になっております。

 今使っている認知症の治療薬は、今のところどれもパッとしないのですが、それを受け入れる家族や社会が認知症の方との付き合い方を、この病気をその方の個性と受け止めて、「今までとちがう!なんでこんなになったのっ!」ではなく、これもお父さんなんだという考え方で、すべてを容認する考え方で優しく接すると症状が軽減したりもするので、ぜひ、否定ではなく容認する考え方で(私のギャグとも)接していただけましたらと思います。m(_ _)m

 写真は、何年か前のラーメン博物館でのラーメンマラソンという企画での写真…_(^^;)ゞ
 
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