昨日はメディカルセンターの当番医でした。
金曜日に続き、昨日の日曜日はメディカルセンターの当番医でした。
発熱の方を15人検査して、コロナが9名、インフルエンザA型が2名で、なんだかじわじわとコロナが増えてきている感じでした。
年末年始のあの地獄の日々はなんだったのだろう?と思ってしまうくらい、待ち時間ゼロの1日でした。
そんな中、普段、心臓の病気でK大学病院にかかっている高齢男性が腹痛でいらして、診察してみたら腸閉塞…。四年前にも腸閉塞をやっていて、その時はK大学病院で診てもらって手術していたので、患者さんは当然かかりつけのK大学病院を希望するわけですが、相変わらず電話をしてから一つ一つ階段を昇るかのごとく、あっちに聞けこっちに聞けとあちこち回されて、時間をかけてゆっくりと事が進み、最後の最後、これまですでに15分くらいかかっているのに、やっと救急外来の外科の先生が電話口にだるそうな口調で現れて、「最近は外科では全くかかっていない方ですよね?かかりつけではないということで診れません。」…。「そうですよね、お宅はそういうところですよね!」と笑顔で嫌みを言って切りましたけど。
先月も緊急手術が必要な急性虫垂炎の方を断られたし、、休日診療をする度にK大学病院に問い合わせるとこういう思いをするわけですから、普段からこういう形でどれだけお断りしているのだろう?もしかして、三次救急は受けているのでしょうけれど、それ以外は、あそこは病院じゃないのだろうか?と錯覚してしまうほど、断る事への絶大なエネルギーを全身で感じ取れる素晴らしい病院…∩( ´∀`)∩
患者さんがK大学病院への受診を希望すると、メディカルセンターのスタッフ全員が暗い気持ちになってしまうということ、K大学病院の先生方は知っているのだろうか?
初診はダメ、かかりつけなら診ますけど、科が違うとそれだけでアウト!でも、機関紙には、「最後の砦!」と書いてあって(我々の間では”最後の壁”と呼んでいますけどね…(^_^;))。
そんなことだから、普段から高飛車な先生が多くて、さんざん辛い思いをした患者さんが、悔し涙を流しながら私に「他にかかりたいので紹介状を書いて欲しい!」なんてことがざらにあるわけで、、。
誰なら診て、誰なら診ないのか、、ほぼ全員診ないのはよく分かっているので、かかりつけでいつでも診ると宣言している希少な方には、「受診許可証」でも渡して欲しいですな!メディカルセンターも暇じゃないのですから。
さて、気を取り直して、今週も世のため人のために頑張りますよぉ!\(^.^)/