お医者さんの暴言

 他の病院の外来で「股関節が痛くて風呂にも入れないんです。」と言ったら、担当の整形外科の先生に、「だったら風呂を壊してしまって、入らなければいい!」と言われたという患者さん…。

 医者が暴言を吐く時には何らかの理由があると思いますけど、なかなかの暴言…(それだけお医者さん達が日々イラついているのか?)(@_@)

 「だから大塚先生、○○病院にかえたいから紹介状を書いて下さい。」と…この患者さんにこんな感じで紹介状を書くのは何回目だろう(実は私も被害者…)?

 何の薬を出しても、注射等の何の処置をしても「良くならない!」と言われ、それどころか不定愁訴が拡がっていって話が終わらないし、次の方をたくさんお待たせしてしまうし、どうにもならない患者さんにイラついてしまうという事は、私も過去に…そして今でもあります。

 当院にも、毎回毎回、「先生、助けて!」と言ってこられて、頭の先から足の先まで不定愁訴をぶつけてこられるご高齢の方がいて、それこそ暴言を吐きたくなるのですが、ぐっとこらえて何とか対応していますが、、(ToT)

 何分お話ししてもお一人からいただけるお金は一緒だし、こういう方に時間をかけて親切に対応したがために、その後の患者さんをたくさんお待たせしてしまって、「こんなに待たせやがって!」と叱られるのも医者だし。それどころか、健康保険財源の削減のためにどんどん収入は減らされているし、それなのに国からは「職員の給料は上げろ!」と言われて、、医者って人生修行をするにはとても良いお仕事…。(^_^;)
 
 何で医者になりたかったのか、何で医者をしているのか、、それを常に肝に銘じていないと、ただ辛いだけの仕事になりつつある健康保険頼りのこの仕事なので、この先、本当に!本当にすぐこの先の話、手術したくても外科医がいない、お産したくても産婦人科医がいない、小児科医や内科医がいない…なんていうことに必ずなります。

 大学病院も公立病院も私立の病院も、そしてクリニックも、どこもかしこも経営難で本当に困っています。

 議員定数は減らさない、議員の報酬も減らさない、なのに減税になることは大反対、そして増税増税…おまけに防衛増税なんていつの間にか決まっているし。

 凶悪犯罪が増えているのも政治に責任があると思いますけど、今や石破さんも周りの波に飲み込まれて覇気のない “ただの怖い顔のおじさん” だし、健康をないがしろにするこの惑星の日本という国の未来はいったいどうなるのだろうか。

    次の記事

    久しぶりの超大流行!