根拠に基づいた対策
いつも春に行う学校医の仕事である学生の検診。コロナのお陰でこれまで行えずに先伸ばしになっていたのが、緊急事態宣言の解除により予定が組まれ始めました。
「感染防御のために、今まで一度にたくさん入室させていたのですが、時間はかかりますが人数を減らして少しずつ診ましょうか?」と学校側の保健師さんに提案されるのですが、、普段毎日教室でみんな集まってしゃべくってないの?
ゴルフ場に行ってもそうなのですが、今の今までせまいカートに四人で乗って密になって話していたのに、昼食のレストランに入ると、感染防御のためと称して横並びに座らされて、向かい合わせに食事をさせないなんてことに。
なんか、施設側が「うちは、これだけやっているのですよ!」というパフォーマンス的なものにつき合わされている気がして…。
学校の検診だって、きちんと換気をしながら全員がマスクをして、飛沫が飛ばないように余計なおしゃべりだけ禁じていれば、対策は十分な気がするのですけれどもね。
その場だけ少ない人数にしたところで、教室では集まってしゃべくっていたら意味がないんだけどなあ。
学校検診でクラスターなんてニュースになったら、そりゃいけませんけど、パフォーマンス的な対策ではなくて、根拠に基づいた対策を考えましょうよ。\(^o^)/