咳止めがないっ!本当にないっ!いい加減にして!
昨日のメディカルセンターの日勤当番。発熱の方を40名検査して、29名がインフルエンザA型、3名がコロナ陽性でした。
インフルエンザになっているのは、やはり30歳以下の若い方ばかり。二人くらいの高齢者の方が陽性でしたが、インフルエンザの孫の面倒をみたとか、家族にインフルエンザがいて…という方で、当院の通常の診療でも中高年の間では拡がっていない印象です。
朝、メディカルの診察室に入ってまず聞かされたのが、咳止めがない!…本当にない!全くない!ということ。
仕方なく、咳の酷い方には外の薬局に行ってもらいましたが、そこからも電話があって、「この薬はないので、他の薬でも良いですか?」という問い合わせばかり。しかも、「これ以上の咳止めはないので、うちの薬局に来てもらっても無理です…。」なんて言われてしまうし。
メディアは規制されていて絶対に報道しないけど、とにかく国が薬価を下げすぎ!メーカーも生き残りをかけて必死なので、安い薬をたくさん作って余剰が出たら大赤字になるので作れないのです。だから、自費で利益率の良いドラッグストアに置いてあるメジコン等の咳止めは普通に売ってますからね。
診療しながら薬の在庫を気にしする、置いてあるところを探す…なんてことは医者になって初めてですよ!(`Δ´)
…ということで、今週も咳止めを必死に探しながらの外来を頑張りたいと思います!(“`д´)ゞ