PCR PCR!
今、「PCR検査がお近くのクリニックで出来ますよぉ!」なんて号令かけたら、クリニックに人が殺到するのでしょうね。
…で、その群れの中に本物のコロナ患者さんがいたら、その場でウイルスをもらって帰るわけで。
その日の検査では陰性だったのに、その日にもらってしまうから何日か後に発病してしまったり、症状が出ないタイプの人が、陰性だったからといって安心して出歩くためにたくさんの人にうつしたり。
テレビをつけると「PCR! PCR!」って、PCR検査をする人の手間だってあるし、慣れていない人が急にやって出来るものではないし、インフルエンザ検査キットのようなすぐに結果が出るキットがもし出ても、感染初期には陰性と出てしまうし、鼻に突っ込むタイプだと、くしゃみなどから医者や看護師さんにうつしてしまうし。
確かに「4日間の37.5℃以上の発熱と咳」というハードルは高いので、「38℃以上の高熱の方、あるいは微熱が3日以上続く方」くらいにハードルを下げて検査できるようにするとか…。コロナに対しても検査についてはインフルエンザと同じような検査対象とする考え方で良いと思います。
検査対象とする条件の見直しは大切ですが、「元気な人にも全員検査を!」なんて、今は本当に危険!
なんか、メディアがそっちに誘導しようとしている気がして…今の(昔から?)メディアの雰囲気は怖いですねぇ。
検査数はごまかせても、死亡者数はごまかせないのですから、「死亡者数から考えられるとコロナの感染者数は日本では実際本当に少ないのだ!」という考え方で良いのです。
とにかく今はステイホーム!!
流行が落ち着いた頃にPCR検査ではなくて、まずは医療従事者から採血で分かる抗体検査をして、その後に一般の方の抗体検査。それで集団免疫が出来たのかどうかの確認をする、そして、ワクチンを開発した頃に抗体がない方に接種するという考え方で良いんです。
多分、日本人は抗体がある方が少なからずいるのだと思います。
本当に人類が経験していない恐ろしい感染症であれば、患者さんだけでなく、クリニックの医者もバタバタと倒れる筈ですからね。