数だけは凄いけど…
このところのコロナの猛威。
感染力が強いということは、さっさと感染してしまって、かかる人はかかってしまいますが、拡がりが早い分、終わりも早いということなので、今の大流行は8月のお盆休み以降は減り初めて、9月には感染経験者の少ない都会以外でだらだら…かな?
テレビでは色々なことを言っていますが、私が臨床をしていて思うのはそもそも重症化はしにくいし、オミクロン株にかかった人は再度かかってはいないので…。
症状は、悪くてもインフルエンザ並みなので、今の世の中、インフルエンザや風邪の脅威に怯えて、あ~でもない、こ~でもないと騒いでいるのと一緒かと。
確かに、インフルエンザでも亡くなる方は少なからずいるので、出来れば感染を避けたいし、最大限の感染防御は必要ですが、症状の出にくい子供から拡がって、それが家庭で拡がって…というパターンがとても増えているので、ロックダウンでもしないと、今の段階でこの感染拡大を防ぐのはかなり難しいかと。
政府も夏休みに向けて行動制限はしないつもりなので、とりあえずは自己防衛に努めて、かかったら人にうつさない努力をするしかないのかな…。
まあ、今まで経験していない免疫のない風邪、悪くてインフルエンザと考えて良いと思いますので、脅かすばかりのワイドショーは見ない!そして、必要以上に怯えないで、出来る限りの感染防御に努めて下さいませ。m(_ _)m
そして、この冬のインフルエンザとコロナの同時流行に備えて、コロナ禍以前まで普通に発熱患者さんを診ていた医療機関は、どこでも発熱を診られるようにしないといかんぜよ!