番外編…(私のルーツ)_(^^;)ゞ
2018年7月13日の投稿の再公開です。
昨日は、私の中でもっとも尊敬する恩師のお通夜でした。
私の医師としての礎は、全てその先生から教わって出来上がったものなので、常に私の先を走り続けた目標である人が本当にあの世に行ってしまったのか…いまだに信じられず、斎場を後にした後に当時の後輩達と行った斎場近くの居酒屋にいても、恩師が隣に座って「ばぁ〜か!」と言って微笑んでくれている気がして。
恩師と出会った川崎市立川崎病院の先輩にもお会いして、「あの頃が一番楽しかったし、一番良かった時代だった。」と言っていただけて、いまだにあの頃は人生の中で一番輝いていたなあ…(後にも先にも、あれだけ宴会を盛り上げた研修医はいなかったであろうと自負している私…(^^;)、本当にたくさんの思い出が頭の中でよみがえった夜でした。
人生の中で、心から尊敬する人に出会えない人っていると思うのですが、僕は間違いなく出会えた、しかも若いうちからブレることなくずっと尊敬し続けられる人に出会えたなんて、私はどれだけ幸せだったんでしょう…。
間違ったことには厳しくしっかりと意見しちゃうから、市立病院なのだから市と上手くやれば良いのに、恐らくですが市に煙たがられて院長になれず、後輩が院長になっても全く気にせず患者さんのためだけを考えてまっすぐに進み続けていた姿は、いまでも私の進むべき姿として心の中にしっかりと刻み込まれています。
悲しみの中でも、後輩達と楽しく思い出を語りながら飲んだので、先輩風を吹かせて私が支払って、これはぜひ軽費にしようと思って領収書をもらったのに、帰って来たらどこかに紛失してしまっていたことだけが悔やまれた夜でした。(;´∀`)