ワクチン相談センター

　ワクチンを打ちにいらしたかかりつけの高齢女性が、

　「先生、熱が出ると困るから、解熱剤ちょうだい。」
　と、私的にはこりごりの要求…。

　「予防では保険を使って出せないんですよ。」
　と申し上げると…

　「じゃあ、熱が出たらどうすんのよっ！」
　とお怒りモードになったので、、

「俺のせいじゃないし！何でそんなに熱と戦おうとするの？ただで命を救ってもらえるワクチンが出来るのですから、どれだけ有難いのか考えましょうよ。熱が出たくらい少しは寝て様子みるとか、耐えられなかったら当院に相談するとか、熱が出たらそれから相談でいいんじゃない？」
　と、珍しく軽く逆ギレしてしまいました。(^_^;)

　休日も集団接種で何千回も説明して、毎日自院でも30人も接種して説明して、ちょいとこりごりなのかも…。

　でも、受けに来られる方は皆さん不安なわけで、冷静に丁寧に優しく対応しないとね。

　テレビでもなんでも良いから、「死ぬ死ぬ！」って脅してばかりいないで、

「熱や痛みが出ても１日～２日休んでいれば下がる方がほとんどですので、様子を見て、どうしても辛かったら、県の相談センター(電話番号045-285-0719 ～24時間対応～)か、お近くの内科の先生に相談して下さい。」って、アナウンスして欲しいなあ。

　厚労省の相談センターは、
　０１２０－７６１７７０

　受付時間：９時００分～２１時００分（土日・祝日も実施）