近所で悲惨な事件が…
全国的なニュースにはなっていませんが、当院の近所で悲惨な事件が起きてしまいました。
「同居の妻(80)の首絞めて殺害か?夫(83)逮捕 相模原市
2月25日から26日頃、相模原市中央区の住宅で、同居する80歳の妻の首を絞めて殺害したとして、神奈川県警は83歳の夫を逮捕しました。」
老々介護が本当に多いこの国…。高齢者支援センターなどはあるものの、普段の生活は現場任せで、悲鳴をあげることなく悶々とした日々を送っている老夫婦はかなりいるわけでして…。
高齢者になったら、公的な資金で施設に入って楽しく過ごせすことが誰でも可能な世の中にすべきなのでは?
今は「施設に入らない?」とご家族が投げ掛けると、「私を姥捨山に捨てるのか!」と怒ってしまう高齢者がかなりいるのですが、若いうちから「老後は公的な資金で施設に入る事が出来て、死ぬまで面倒を見てもらえるから安心だ!」というのが当たり前の世の中にするというのは無理な話なのだろうか?
老後は施設に入ることに抵抗のない雰囲気にすること、お金の心配が要らないような世の中にすること。そういう事が当たり前になれば、こういった事件が後を絶たないような時代は終わるのではないでしょうか?
それには、今の医療・介護をないがしろにする政治では無理なので、早急に方針転換しないといけないと思うのですが、、自民党も官僚も変えないとダメですなぁ。
あと思うのですが、銀行とか不動産とか、世の中いろいろな手数料を取られますけど、夜中に訪問してオムツ交換するとか、動けない方をお風呂に入れてさしあげるとかを毎日24時間しているヘルパーのさんの手数料の方が、よほど貴重で高給を受け取るに値するのではないでしょうか?
夫婦で殺し合ってしまう、ヘルパーが利用者さんに暴力を振るってしまう…。何か世の中の仕組みを根本的に変えないと、今、この国は本当にまずい方向に向かっていないだろうか?
