災害医療コーディネーター研修
そういえば、先日の連休初日の12日に、神奈川県主催の災害医療コーディネーター研修というものに参加してきました。
相模原市に震災などの災害が起きたときに、拠点救護所(相模原メディカルセンター)に駆けつけて、各県から派遣されてくるDMAT(医師を中心とした医療救護を行うチーム)に対して、指示を出したり情報を伝える仕事が「災害医療コーディネーター」という仕事で、私が任命されてもう何年になるのだろう、、そして、こういう研修を何回受けたのだろう。
川崎まで出向いて、朝の9時から夕方の5時半までずっと缶詰め状態。座学から始まり、最後は救護所での実際の仕事のシュミレーション研修。このシュミレーションがかなりキツい。少ない情報からあちこち情報を集めて、怪我人や病人を振り分けたり、物資の供給状態を把握して手配したり、災害時における様々な問題をどう解決していくか、そしてそれを次に来たチームに伝えるという過酷な仕事なのですが、これまでは紙とペンで行っていたのが、今回はとても良いソフトとアプリが出来たので、パソコンを駆使しての研修。
災害時に電気とかWi-Fiは使えるのだろうか?という疑問はともかく、「災害を制するものは情報を制するもの」というだけあって、どんどん進化していくこの仕事に付いていくのがやっとという感じで、毎回毎回、終わるとぐったり…ヽ(´A`)ノ
これ、研修を受ける我々がものすごくヘトヘトになるのに、教える側の準備、勉強量というものは半端ないのでしょうね。
教える側は、実際に何度も災害現場を経験している日本中の猛者の方達ばかりで、そういう方達にお会いできて、経験談を聞けるだけでも本当に貴重な事なので、今後もどんどん参加して、いざという時に市民の役に立たないとね!
連休の初日になんで?とブツブツ言いながら参加したのですが、翌日も休みで良かったぁ~というくらい疲れました。_(^^;)ゞ
業務連絡!一緒に参加して下さったみずじゅんクリニックの水上先生、ももせ皮膚科の百瀬先生、本当にお疲れ様でした。m(_ _)m
医師会の中で全く人気のないこの災害対策という仕事を、快く受けて下さったお二人に敬意を表します!\(^.^)/