診断書という習慣…

 昨日は午前中の外来が終わったのが午後2時でした。(@_@)

 さすがインフルエンザ大流行中の休み明けという感じでした。

 「熱が出たのだけど、正月でどこもやっていなかったので、仕方なく寝ていたら楽になった。」という方がとても多くて、「寝て治す」という病気の基本理念が見直せて良かったのかも?

 患者さんに「インフルエンザは以前は診断キットなんて無かったし、抗ウイルス薬も無かったので、寝て治したのですよ。」と言うと、「ええっ!嘘でしょ?」なんて言われるのですが、私が小学校の時はインフルエンザなんて言い方すらしなくて、「流行性感冒」と言っていました。

 良くなったけど、何だったのか知りたくて来たという方。一週間経つとウイルスも減少するため検査キットで検出しなくなるので、検査をしても出ないし、基本、良くなったなら病院に来なくても良いんですけど…。(^_^;)

 それと、「診断書を書いて下さい。」という方が少なからずいらっしゃいますが、会社もこういう流行期に診断書を書かせるのやめてぇ~!こちらとしては、それを書く暇が無いのよ!…ということで、検査キットを写メしてもらって、「これを見せて会社で聞いてみて!」とお伝えして、どうしてもダメなら書いていますが、、本当にキリがない。(ToT)

 この惑星の日本という国の企業のこの診断書という習慣…なんとかならないものだろうか? ┐(´д`)┌