ふんぞり返っている時代から…

 これ、とても共感できる良い記事でした。(元記事をリンクしようと思ったのですが、見失ってしまいました)

 黙って医者の言うことを聞いていれば良いという時代ではないという話。

 記事より…

 今かかっている医者に不安や不満がある時に、その先生に「セカンドオピニオンを聞きたい」と聞けばどんな医者かが分かる。

 医者の言うことを黙って聞いていればいい…それは違います。医療は、患者さんと医師の信頼関係をなくして成り立たないのです。

 もし納得がいかなければ、「セカンドオピニオン」「サードオピニオン」を患者さんは求めることができます。これは近年、一般化してきているのですが、こんな悲しい話をしょっちゅう耳にします。

 「セカンドオピニオンを聞きたい」。

 そう申し出た患者さんに対して「じゃあ、もううちでは診ない!」と医師が怒り出したというのです。でも、そんな狭量な医師の言うことなんて、聞く必要はありません。

 医者は星の数ほどいますが、世界にひとつだけの、大切なあなたの体のことなのですから、多様な診断や治療法を求めることも当然の権利です。医師に限らず、決意して打ち明けた不安に理解する姿勢を示さない人とは、距離を置くことをおすすめします。(記事は以上です)

 インターネットが普及している昨今、今は患者さんの方が知っている情報もあったりして、こちらが「え?そうなの?」なんて思ってしまうことがたまに(?)あります。_(^^;)ゞ

 共に考え、共に学び、共に活かす…。

 昔はふんぞり返っていた医者でしたが、今時は患者さんに対してそんな寛容さが必要なのかも知れません。

 もう30数年前、私の頃の医学部で学ぶことが10だとしたら、医学が日進月歩進化してきた今の学生さんが学ぶことは50以上はあるので、常に勉強しておかないととてもじゃないけどついていけません。特に他科でも日常診療に関わる事なんかも知っておかないと、患者さんにバカにされかねません。(^_^;)
 
 ふんぞり返っている時代から、よく聞いて共感してくれる医者にならないと、少し前から歯医者さんがコンビニより多いと言われ始めている中で、開業医もどんどん増えていてこれからは競争の時代になってくるでしょうから、うかうかしていたら生業として成り立たなくなってしまう、そんな時代が始まっています。

 私も若い先生方がどんどん開業してきていてこの競争に飲み込まれて溺れ始めているので、そろそろラーメン屋さんに弟子入りしようかと…ヽ((´д`((⊂(>ω<。*//。