昨日はメディカルセンターの当番医
昨日はメディカルセンターの日勤の当番医でした。
もう年末年始のような混雑はなく、37人の方がいらして、発熱の方が18人で内訳は…
コロナ 6人
インフルエンザB型 2人
溶連菌感染症 1人(18歳)
もうコロナは季節に関係のない通年の疾患になっていますね。
メディカルセンターは、はじめてお会いする初診の方ばかりなのでとても気を遣います。
普段の診療でもそうですが、今どきはインターネット等でご自分で調べてきた検査や治療を希望される方や、点滴で何でも良くなると思っている方が多くて、それが「必要ない」とか、「出来ない」とかご説明するとご立腹される方が多くて…。
これまでも何件もそういったトラブルが起こっていて、その度に医者が「メディカルセンターにはもう協力出来ない!」みたいになってしまって、協力医が減ってきてしまって、、。
昔と違って、「お医者様!」なんて誰も思わない時代、、言いたいことを言われるし、健康保険のルールというものを全く理解していない方も多くて、確かにストレスは多いですが、辞めてしまえば残った先生方にしわ寄せがいくわけで…。
今や日曜日や祝祭日は決まった先生だけで回している状態です。
メディアを上手く使って開業医は儲かっていると吹き込んだ上で、実際には医療費削減でどんどんどんどん収入を減らされていて、普段の診療ですらモチベーションが下がりまくりの中で、自分の休みを犠牲にしてメディカルセンターに出向いているので、患者さんには理解していただきたい部分はあるのですが、、時代なのですかねぇ。
私の父が立ち上げたメディカルセンター、、父の思うような存在になっているのか考えてしまうこともありますが、誰かがやらないと消え去ってしまうので、私は身体の動く限りやり続けたいと思っています。
誰かがやるだろうから俺はやらない!…なんていう考え方では、10年後、20年後のメディカルセンター、そして医師会の未来が心配です。┐(-。-;)┌