マイナス改定地獄!
医療、介護のプラス改定…、世間ではメディアを使ってそう謳っていますけど、○○指導料とか○○加算というのがあって、それを全て取れればプラス改定なのですが、現実的には取れない仕組みのものが多く、結局はこれまでもこれからもず~~~っとマイナス改定という、いつもの手法で襲いかかってきました。
医療では、特に内科をターゲットに指導料の大きな削減があって大幅な減収があるのですが、初診料、再診料を上げて国民に負担をさせて「これだけ医療に手厚いでしょ?」とばかりにPRしていますが、実は特に内科で大幅削減している事は世間には知らされず、結果的に、初診料、再診料で国民負担も増やして、開業医は大減収という、厚労省にとって願ったり叶ったりの天才的な詐欺政策なのに…。
薬価では、これまで薬価を下げすぎてきて製薬会社が薬を作れない状態だから咳止めや解熱剤等、多くの薬が足りなくなっているというのに、表向きは「後発品の不祥事で…」という理由にしていて。そして今回の改定でも懲りずにもはや致命的な大減収…、薬が一錠5円以下の物がざらにあるって知ってます?これじゃ逆ざやで、製薬会社も当然薬を作れないですよね?┐(-。-;)┌
今回はわずかに上げ続けてきた介護報酬にまでメスが入って、これまでもヘルパーという職の人気の無さが慢性的に続いているというのに、本体を減らしておいて、「人件費分のお小遣いね!」とばかりに一部増やしてくれても、トータルで減収になれば何の意味もないのに、世間的には、「人件費分増やしてますから、介護に手厚いでしょ?」といういつもの願ったり叶ったりの手法。
こういう事を考える政治家と官僚様達の頭の中ってどうなってんだか、、。(`Δ´)
まあ、世間的にはどうせ開業医は儲けているんでしょ?と吹き込まれているので、これだけ書いても皆さんは共感できないのでしょうけど、これからは薬がないだけでは済まない、薬局や医療機関、介護施設の倒産が増えていくので実感していただけると思います。
さて、ラーメン屋も厳しいし、あたしゃ、これからどうしようかなぁ?