旧友との食事会
昨夜は、横浜中華街で大学時代の旧友との久しぶりの食事会。
私の大学時代、私の学年にはたくさんの留年生が落ちてきて、カンニングも横行してうちの学年でたくさん溜まってしまって、カンニングして一人の留年者も出さずに全員卒業したので、当然カンニング出来ない医師国家試験の合格率は過去最悪。当時残った同級生には申し訳ないけど、私は五年生の時に学級委員みたいな感じの役職を仰せつかっていたので、何度も酷い目にあった側としては思い出したくない学年でして…(ToT)
過去問のコピーが回ってこなかったら、回すのを止めた人間をトイレに呼び出してヤキをいれて…なんて事もあったので、そんな人達と一秒も仕事をしたくなかったので、私の親友4人は全員で大学を飛び出して…。
あの頃、出身大学による学閥みたいなものがあったので、母校の大学病院に残らないということはかなりのリスクを伴ったのですが、その分緊張感があって必死に頑張れたし、本当に出て良かった…。
苦楽を共にした仲間なので、久しぶりの食事会でも毎日会っていたかのような雰囲気で、楽しい時間でした。
そんな仲間の一人は、東海大学病院の教授にまで上り詰めて、縁あって今は母校の脳神経内科の教授になっていて、理事会がどうの、そろそろ推薦入試の面接がどうの、、あれだけ嫌だった大学を運営する側の人間になっているという不思議な運命(ちなみに今はとても良い大学だと思いますよ)。
あいつは昔から教科書の見開きの一語一句全てを五分で暗記してしまうような秀才だったので、当時、世の中にはこんなに頭の良いやつがいるんだと感心したものでした。
うちの娘二人も母校の卒業生ですし、なんだか運命というか縁といいますか、人というのは導かれてその環境にいるのだなぁ…なんて思うわけでして。
一人が、神妙な面持ちで、「俺…、手術することになったんだ…。」と。一瞬その場に緊張が走ったのですが、「白内障の手術…。」と言うので大爆笑!そういえば、そろそろ健康でいることが当たり前ではない歳になってきたんだなぁ。
とりとめのない話になりましたが、凡人のあたしゃ~今日も相模原で一番の町医者を目指して頑張ろうっと!\(^o^)/