お願いだから受けてよ…(ToT)

 水曜日はメディカルセンターの当番医でした。

 83歳の男性が、朝から何度も下血しているという症状でいらして、、。

 年齢的にも重大な病気が隠れていそうですし、貧血になったら命に関わるので、二次救急の当番病院に電話をしたのですが、なぜかずっと話し中…。

 消化器科のある他の二次救急の国立病院も対応出来ないと断られて。仕方なく医師会で問題視されているほとんど患者さんを引き受けないK大学病院救命救急センターへ電話…。テレビで「救命救急センター24時」みたいな事をやる時には、何でも即受け入れをしている姿を見せる表向きは素晴らしい救急救命センターなのですが、電話するとやはり「掛かり付けしか診ません!」と断言されてしまいました。

 …その掛かり付け患者さんでさえも、過去に何度も断られているのですけどね。

 看板に、「当院の救命救急センターは掛かり付けのためだけのセンターで、掛かり付けもちょくちょく断ります!( ̄ー+ ̄)」と書けば良いのに。

 政令指定都市で唯一、市民病院のない相模原市なのですが、いざという時に役立たない唯一の大学病院があることでも有名になりたいのだろうか?┐(-。-;)┌

 医者が救命救急センターに電話をしているという事の重大さを何と考えているのだろう?私が昭和大学藤が丘病院にいた頃、何でも断らずに受けたし、開業している今でも、そしてメディカルセンターでも救急隊からの要請に断ることなんてないのに…。

 患者さんがK大学病院にかかって、医者に憤慨して悔し涙を流している姿を何度も見ているし、実際に転院させてあげるための紹介状を何人も書いているし、あそこは患者さんを診るという事の姿勢、スピリッツを根底から変えないと本当にあかん!

 お願いだから、地域のために変革して欲しい!m(_ _)m

    前の記事

    ビジネスホンその後…

    次の記事

    黒柳徹子さん