お年寄りの有り難いお話し?
昨日の午後、一瞬待合室に誰もいない時に、いつも来て下さるご高齢(80代後半)の女性がいらして、話し始めたのは良いのですがなにせ終わらない…。
次に待っている方がいらっしゃらなかったので、「よし、このままどこまでお話しが続くのかじっと待ってみよう!」と思い、ずっと傾聴…。
どうやら尿を出して浮腫を取って心臓の負担を和らげる利尿剤を2種類飲んでいるのですが、それを飲むとトイレが近くなるという話と、膀胱炎になったらもっと近くなってしまうからどうしようという話を、掃除のおばさんと、隣に住んでいる方と、その隣に住んでいる方に相談したらどうのこうの…。
そして、周りの人達は、「何かあると電話で調べてどうすれば良いのかすぐに分かるけど、私には電話を持たせてくれない。」と。どうやらこれは、スマホで調べてすぐに色々分かるから自分も持ちたいということなのか…(^_^;)
結局、自己判断で利尿剤を1種類にしてしまっていて、それでも浮腫が出ないからそうして欲しいということと、「膀胱炎になった時に、先生がくれた薬は全部飲まなくてはいけないと掃除のおばさんに言われたけど、そうなのか?」ということの二本立てと、「スマホを持ってみたい!」という切なる思いを20分かけて私に話して下さいました。
そうこうするうちに診察を終えて、次の方がお見えになって、診察をする事約3分…。これで同じお値段という開業医の1コマのお話でした。└(゚∀゚ )┘