そろそろ発熱患者さんが増えてきました。
昨日はメディカルセンターのお当番。
発熱8割、ウイルス性胃腸炎1割、その他1割という感じで、受診者数もかなり増えてきました。
12月1日からやっと抗原検査を行えるようになるそうですが、どんだけ遅いのさ…┐(-。-;)┌
昨日は小児科の先生が理事の方で、珍しく(いや、初めて)私に話しかけてこられて、「抗原検査をしたくても、大学病院から来られる先生方が反対していて出来なかった。」と。それに対して私が、「そんな医者はクビにすれば良いんですよ。」と申し上げると、「小児科の深夜勤が成り立たなくなる。」とのこと。
大学病院の先生がメディカルセンターでコロナにかかって、それを大学病院に持ち帰ると困るというのが理由らしいのですが(その逆もあるだろうに…)。
大学病院からいらしている先生が小児科の深夜勤を受け持っているのなら、その時間帯だけ抗原検査をしなければいいし、だめなら「K大学病院とJK医大の意向と沿わなかったために、一時的に深夜の小児科外来をストップします。」と標榜すれば良いのに。
なんか、医師会のお偉いさんは全体のバランスばかり考えているのですが、発熱外来をして必死に耐えている医者の気持ちは?そして、患者さんの利益が主役じゃないの?と思ってしまうのですが…。
非常事態が起きた時に、「出来ない」を主体に考えていたら全く何も前に進まないし、お偉いさんのバランスばかり考えていたら、迷惑を被るのは患者さんなのですから。
多少の反対意見があっても、患者さんの利益のために出来ることを少しでも多くやること。医師会の方針は理事の先生方にしか決められないということを肝に銘じて頑張っていただきたいのですけどねぇ。
医師会がコロナに対して「やらない」攻勢を続けている中で、必死に耐えて頑張っている医師会員がいるということを忘れてもらっては困る。
何を言っても、相模原のコロナ対策はもうすでに手遅れ、大失敗、大失態ですけどね。
最近の医者、熱い奴が少ないぞ…。