厚労省の方針

　記事より…

　「今冬に想定される季節性インフルエンザと新型コロナウイルスとの同時流行に向け、厚生労働省が、発熱患者にまずはコロナの抗原定性検査キットで検査してもらい、陽性で治療が必要なら発熱外来を、陰性ならできるだけ発熱外来ではない医療機関を受診するよう促す方針であることがわかった。」

　ご自身のコロナの検査キットで陰性で、クリニックの検査で陽性と出た方なんて、たくさんいますけどねぇ。

　そもそも、古来から風邪は家で寝て治すものだったのですが、検査が出来て薬が出来てしまったからこういうことになるわけで…。

　一番大切なのは、感染者が出歩かないこと、すなわち、医療機関に行かせずに済ませることなのでしょうけど、、そういう事は無理な時代でして…。

　コロナのキットは市販されていて、インフルエンザのキットは市販されないのはおかしな話…。

　コロナもインフルエンザも陰性のただの風邪の方と、コロナが陰性で、インフルエンザは陽性の方が、発熱外来ではないクリニックの待合室で、慢性疾患でかかられた方や、ただの風邪の方と一緒になれば、そういう方にインフルエンザがうつることになるし…。┐(-。-;)┌

　やはり、もっと突っ込んで、インフルエンザの検査キットも市販、そして、タミフルなどのこれまで使ってきて安全性が確保されている薬を、薬剤師の指導のもとで(自費になりますけど)使えるようにして、ご家族などへの感染予防の投与もできるようにするか、オンライン診療でご自身のインフルエンザキットでの陽性を確認出来れば、処方できるようにすれば、かなりの患者さんがクリニックに行かないで済みますけどねぇ。

　まあ、いつも基本的には現場に丸投げなので、こちらはこちらで考えますけど、、早くこのダブル流行の冬が終わりますように…(^人^)