この冬…

 最近の発熱外来、相変わらず電話は鳴りやまず、かかりたくてもかかれない方がたくさんいらっしゃるかと思われます。

 政府はコロナなんて無かったかのように無策、自治体もお手上げ、都会では恐らくピークアウトしたので、ゆっくりと患者数が減っていくのでしょうけれども、以前書いたように、元々感染者が少なかった田舎ではだらだらだらだら…と感染が続いて、恐らく冬までにピークアウト出来ないままインフルエンザの時期を迎えてしまう可能性も?

 相模原メディカルセンターでは、このインフルエンザとコロナの同時流行に備えて、お偉い先生方は夜遅くまで会議を重ねているかと思われますが、いまだにタミフルを1日分だけ出して「翌日かかりつけに行って下さい。」というスタイルなので、私は全く期待していませんし、いくら意見しても却下の連続なので、理事会の理事会による理事会のための医師会を勝手に頑張って運営してくださいませ。m(_ _)m

 しかし、コロナ禍が始まって、我々にとっては恐らく今年の冬が一番辛い時期になるかも知れません。

 相模原の発熱外来の協力医療機関は、私の知るところでは2割以下と聞いております。この冬、インフルエンザの大流行とコロナの流行と、72万人いる相模原市民に対して、この少ない医療機関の数で対応するのかと思うと今から気が重いですなぁ。もう、インフルエンザの検査キットもタミフルも市販してしまえば良い…┐(-。-;)┌

 どこを向いても無策、発熱外来もダチョウ倶楽部のように「どうぞどうぞ!」

 おじちゃんは、しっかり身体を鍛えとこっ!

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