そろそろ終盤戦!?
当院に来てコロナと診断されるまでに何件かクリニックにかかっている方がいます。喉の痛みだけで熱がないから普通の内科や耳鼻科に行くわけですが、その方は普通にクリニックの待合室に座って普通に診察室で診察を受けているわけで…。
発熱外来をしてコロナについて分かってくると、熱が無い方でもコロナなのかどうか、症状を聞いたり生活の背景を聞くと何となく分かってくるので、普段診ていないとそういう事が分からない事があるので怖いですよねぇ。
今、ノロウイルスと思われる吐いたり下したりの方も多く、その中には発熱の方もいて、コロナによる熱なのか、ノロウイルスによるものなのか…。基本的に、吐いたり下したりするだけの症状の方の発熱は、これまで当院の検査では100%コロナは陰性でした。患者さんは医者の言葉より検査重視なので、私が「コロナではないですよ!」と言っても信じてもらえないので渋々検査はしますけど、一回もハズレていません。
これからは花粉症も加わり、余計に区別がつかなくなるので、普段コロナを診ていない先生方はどう判別するのでしょうね。
医者は、敵が向かってきたらしっかり準備して患者さんのために戦う、そして敵をよく知る。
「私が死んだら相当ヤバい感染症だからね。」と周囲に言って、覚悟してここまで来ましたので…。
この戦も、そろそろ終盤戦。国産の薬も承認されそうだし、あと少し、頑張ります!(^_^ゞ