1122…
昨日はメディカルセンターの当番医。夕方の受付のギリギリに奥さまといらしたおじいさま。
脈が早くなってしまってメディカルにいらしたのですが、問診しているうちに、、
「実は家庭内別居していて、それがストレスで…。」
「なに言ってんの!あんたが愛人がいたのが悪いんでしょ!」
「いや、それは昔の話で、今はどこで何しているのかも知らないし。」
「そういう嘘をつくからいやなのよ!今でも連絡取ってるくせに!」
そんな感じで、奥さまいわく、今、離婚に向けて話し合っているそうで、でもご主人はそんな気はなくて…。
私は、「すいません…、それに効くお薬はないのですけど、、脈が上がってしまうので、とりあえずその話しはやめません?」と申し上げて。
結局、ご主人の希望で点滴をしたのですが、点滴が終わる頃になってご主人が私に、「亭主にもっと優しくしなくてはダメだと、先生から言ってもらえませんか?」とか言い出したので、「すいません…、それ、メディカルセンターのお仕事ではないし、私も怖いし…。」とお断りして。そして点滴が終わったので針を抜いたら、「帰りたくない…。」なんてボソッと言われてもねぇ。(^_^;)
最後の患者さんだったので、私も帰り支度をして地下の駐車場に行ったら、ちょうどご夫婦で車に乗って帰るところで。
車のナンバーを見たら「11-22」(いいふうふ)という、、ちょっとした小話のようなオチに大笑い。
犯した罪を償うには、時間だけではない何かが必要なのですかねぇ。怖い怖い…。