ワクチン接種、必要な人に…
10月に入ってすぐに接種を開始して、昨日までにインフルエンザワクチンを946名様接種…、今日にも1000名様を突破します。
私は全員の喉を見て、聴診器をあてて診察してから、私が自ら接種しているので、消費カロリーにしたら相当な数字になるんだろうなあ…。
恐らく、このあと年末までにも同じくらいの人数の方に接種するのでしょうけれども、正直、今年の冬はそんなにインフルエンザは流行らない予想なのですけどねぇ…。
だからと言って接種しないで良いとは言いませんよ。ただ、毎年接種することが大切で、メディアに踊らされて今年に限ってこんなに我先にと接種するのってどうなの?という気持ちはあります。
そもそも日本人全てに行き渡るような数は用意されていないので、お年寄りや小さなお子様、重い持病のある方や妊婦さんは皆さん絶対に接種していただきたいと思っていますけど、治療薬もあるし、抵抗力のある年代の方はうがい手洗いマスクで充分かと…。テレビではそういう一番大切なことは絶対に言ってくれませんよねぇ…(ToT)
いつも日本で流行る前に流行がくる南半球でも、今はインフルエンザが流行っていませんから。
神奈川県は黒岩知事の一声で、「65歳以上の方のワクチン接種は無料!」相模原市は市長の一声で「未就学児童は一回1500円!」なんて号令で、、実際にてんやわんやするのは書類を準備する市役所と、現場の医療従事者…。
昔からそうですけど、偉い人って声を発するだけですけれども、一番大変なのは現場の人…。でも、いつの世も、声を発した人が勲章をもらったり、歴史に名を刻んだり…。
別に、私は記憶にも記録にも残りたくはないんですけど、現場は本当に大変ですから、黒岩さんも相模原市長さんも、事件は現場で起きてんだ!ふんぞり返ってないで手伝ってくれぇ!(市長って…あの「相模原にはお金がない」ばかり言う人、誰だっけ?)(^_^;)
これで、来年はコロナのワクチンの全国民接種なんてことが待っているわけでしょ?
医療従事者がワクチン接種で疲弊しないように、頭を使って欲しいなぁ。
医者として、病気を診て死ぬのなら本望ですけど、ワクチン接種で疲弊して死ぬのは勘弁!