飛沫をしっかり理解する

 飛行機に乗って、マスクをしないからといって降ろされてしまうのって、確かに今こういう時に非常識で、周りにいる人としては不安で仕方ないとは思いますけど、、そこまでするほどの事なのでしょうか?

 マスクをすると肌が荒れる人もいるし、心臓や呼吸機能が多少弱い人などは息苦しさを感じるでしょうし、、。

 感染の防御の効果は薄いので、その人が飛沫を飛ばさない事が大切な訳で、機内でくしゃみや咳をする時だけハンカチを口にあてるとか、そういうエチケットを守って下されば、何がなんでもマスクをしないと降ろされてしまうなんていう異常なペナルティは必要ないのでは?

 今回の事件の方を養護するつもりはないのですけど、機内で食事や飲み物を飲む時はマスクをはずしますけど、そんな時に平気で大声で笑ったり、咳やくしゃみをしている人なんてたくさんいるでしょ?そういう人に比べたら、マスクをしていなくても静かに座っている人の方がよほど感染のリスクは少ないですよ。

 航空法のことはよく知りませんけど、マスクをしないと乗せないのなら、はじめからその事を周知させるべきだし、飛沫を防ぐのが目的なのであれば、マスクをはずして大声でしゃべったり笑ったりする人の方が飛行機から降ろすに値する気がしますけど…。

 日本はマスクが通行手形みたいになってしまっているけど、マスクをするという行為より、なぜマスクをするのか、飛沫を防ぐということはどういうことなのかを皆が理解して行動することが大切なのではないでしょうか?

 暑い中、外を歩くのにマスクをする必要なんてないのに、していないと冷たい視線で見られたりしますけど、外でマスクをする必要が本当にあるのか?理屈で考えて、ウイルスをよく知った上で正しく防御しましょう。
 
 換気の少ない密閉空間で、大きな声を出すとか大声で笑うとか、そういうことが感染という観点から見ていけないことで、ただマスクをする・しないという事だけで人を悪く見るのはどうかと思いますよ。

    前の記事

    電気自動車の時代?

    次の記事

    事故物件…?