種無しブドウ
私は甘いものが嫌いなので食べないのですが、最近はブドウが旬なのですか?
ブドウといえば、種無しブドウは種がないのに、なぜ次々と繁殖しているのか?なんて悩みが浮かんでしまったので調べてみました。
「種なし葡萄はジベレリンという植物ホルモンによる処理によって種なしブドウが出来ます。ひとつ一つのぶどうの房を手作業でジベレリン処理を行うためとても手間のかかる栽培方法です。
通常、果実はめしべの柱頭に花粉がついて受粉することで子房の中に種子ができ、子房がふくらんで実になります。
ところが、ぶどうは受粉しなくても、房をジベレリン液に浸すことで実を作ることができます。その結果、受粉していないので種なしぶどうができるというわけです。
ジベレリン処理はブドウが開花受粉をむかえる満開前と満開後の2度にわたって行います。1度目は種なしにするため、そして2度目は果粒を肥大化させるためです。2度目の処理をしないと果粒が成長しないため、手間がかかりますがこの作業は種なしぶどうには欠かせない作業になります。」
なんでもそうですけど、私たちの口に入るまでには、生産者の方の血の滲むような努力があるのですねぇ。有難い有難い!
次回は種無しスイカの話を…しません。
…いずれにしても私は食べないけど。(^_^;)