剣術
以前、高校の体育の授業の剣道で有段者と対戦したことがあるのですが、竹刀が見えないくらい早くて、メッタ打ちをくらいました。
患者さんの中に有段者がいて、「強い人か弱い人かって、すぐに分かるものですか?」と質問したら「相手と向き合っただけで分かります。」とのこと。
間合いとか、気とか、剣道って独特のスポーツですよね。
昔は、街中にそんな猛者がゴロゴロいて、戦となれば刀で切り合ったわけでしょ?
怪我しても消毒もろくにできない頃に、ちょっとした傷が命取りになったでしょうね。
現代の剣道の有段者が、過去にタイムスリップして、例えば新撰組の近藤勇とか、宮本武蔵とかとお手合わせしたら、どうなるのでしょうね?
普段、竹刀を振り回しているのと、真剣で人を切ったことのある人とでは、やはり違うのでしょうかねぇ。
小学生の頃に少しだけ剣道をやっていたのですが、この暑い時期は、防具が臭くて臭くて…。体が小さかったので、防具がものすごく重かったのと、臭かったのと、体の大きい人達に打たれて痛かったのと…。ろくな思い出のない剣道。
中学でふと始めたテニスのお陰で自分に自信が持てたのですが、剣術を極めなければいけなかった時代に生まれていたら、私は本当にショボい男だったろうなあ。(^_^;)
そうだ!ドラマの「仁」のように、過去にタイムスリップして、現代の医療を持ち込んだら、大パニックになるでしょうね。(でも、薬がないと内科医は診断だけしかできないのであった…。(ToT))
南方仁先生のように、ペニシリンから作らないと…。
そして私は今日も人が作った薬や器具を使って、偉そうに診療するのであった。(^_^;)