K大学病院さん、有り難う!
日曜日に相模原メディカルセンターで休日診療の当番医だったのですが、53歳の女性で、なんかお腹が痛くて背中も少し…なんていう方がみえて。
看護師さんが尿管結石を考えて、気を利かせて検尿をしてくれてから私が診察に臨んだのですが、血尿は出ていなかったので、尿管結石は否定的。ただビリルビンという肝臓や胆道系の臓器が悪い時に出るものが出ていたので、胆石?と思って、超音波検査の前にとりあえず採血をして…。
そしたらなんと、急性膵炎でした。
入院が必要なので、二次救急をしている病院へ連絡。当直の先生が、消化器専門ではなかったのか、「ちょっと私では診られないと思うので、出来れば三次救急へお願いしてもらえますか?」と。
この辺で三次救急といえば、私がいつもがっかりしてしまう、あのK大学病院!
苦労して連絡をしてもいつも断られることを相模原メディカルセンターの職員一同、何度も何度も経験しているので、みんなでどっと暗い雰囲気に…。
担当の医者が電話口に出るまでだいぶ苦労して、「あ~、やっぱりだめなんだろうなあ。」という雰囲気…。
二次の病院で断られたことも説明して頼み込んだら、なんと!「どうぞいらして下さい。」って。
K大学病院生まれ変わった事件!( ≧∀≦)ノ
その時の時刻はちょうど午後三時!
「K大学病院は、三次救急のことを三時にだけ受け入れる病院と思っているのか?」などと下らないことを思いながらも、K大学病院がサクッと機能してくれると、相模原メディカルセンターとしてはとっても助かるので、今回はK大学病院に感謝!
有り難うK大学病院さまっ!\(^o^)/